| ねちずん村 講習会 |
| 2005年3月27日 |
文部科学省子どもセーフネット事業特別企画  |
「IT時代の子育て、教育モデルタウン創り」公開報告会を以下のように行いました。
主催:群馬県および文部科学省子どもセーフネット形成事業委員会
後援・群馬大学社会情報学部
日時:2005年3月27日午後1時から4時(4時から5時まで参加者交流会)
場所:群馬大学ミューズホール |
講演会の内容  |
| 以下は、シンポジュウム「IT時代の子育て、教育モデルタウン創り」のプログラムです。 |
第一部・事業活動成果報告
(群馬大学社会情報学部教授 下田博次)
第二部・パネルディスカッション―――IT時代の親、大人の役割、責任
パネラー
桝谷泰裕(石川県野々市町教育委員会)
福知豊樹(群馬大学教育学部教授)
蓮見一雄(館林市青少年育成補導推進連絡協議会会長)
司会 群馬大学社会情報学部教授 下田博次
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受付ロビーでの
パネル展示 |
会場の様子 |
ミューズ会館1階
「あらくさ」 での懇親会 |
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文部科学省子どもセーフネット事業は平成16年6月から平成17年度3月にかけて群馬県内15箇所で「子どもの携帯インターネット利用問題解決のための啓発活動」を行いました。この啓発プログラムの受講者は合計824名に及びました。
この事業報告会の模様は4月10日(日)午後7時から8時までFM群馬の電波で広く県民に向けて紹介されました。その放送は以下のような内容でした。 |
FM群馬・市川まどか・アナ
まず司会者であり第1部の講演者である群馬大学の下田先生から、シンポジュウム当日の講演のエッセンスとパネルディスカッションの目的、狙いについてご説明いただきます。
群馬大学の下田です。
第一部ではこの数年のわが国における子どものインターネット、携帯電話利用問題の広がりについて報告しました。例えば、この最新のパーソナルメディアを使って売春や恐喝をしたり、自殺幇助から詐欺や誹謗中傷の事件を起こしたりする。佐世保の小学生少女のネットの口げんかからの殺人などもそうした象徴的事件のひとつです。
また子ども達が携帯の迷惑メールから不当請求や高額請求の罠にかかってしまうという消費者被害の問題も多発しています。
事件にならないまでも、ジコチューメディアとも言われ、自分中心に振舞うことができるという、このメディアを使った子ども達の、学校や家庭での日常的問題、トラブルもふえています。授業妨害から学校内でのイジメや危ない友人関係の広がりなど親御さんたちには心配な出来事も数多く報告されています。
一方でこうした事件やトラブルを防ぐための親や地域の大人たちの勉強会も各地ではじまりました。私共の「子どもセーフネット事業委員会」でも、昨年度は各種教材を開発し、県内だけでも館林市を中心に824名の市民の方々を対象に啓発活動を行いました。
第二部ではこのような報告をふまえ、群馬県だけでなく日本の各地で子どもの携帯インターネット問題への取り組みが行われていることをお知らせしたいと思いました。そこで子ども達の携帯インターネット問題に熱心に取り組んでこられた石川県野々市町の方々とか長野県やこれから本格的に取り組もうという東京都の方々をお招きしたわけです。
この問題への取り組み、は少しずつですが、全国に広がりが出てきて、お互いに協力し励ましあって広げていければ、というのが狙いです。
パネルディスカッションの内容放送(約40分に編集)
要点は以下の5点。
1 野々市町の桝谷さんから同町の中学校での携帯電話所有率が14.7パーセントにとどまっているという報告。町ぐるみの運動の模様が語られた。
2 館林市の蓮見さんから、同市が地域活動として子どものインターネット、携帯電話問題に総合的な取り組みをしてきた経緯につき報告。
3 群馬大学の福地さんから、子どものインターネット、携帯電話利用問題解決のためには身体教育の視点を含めた総合的取り組みが必要との説明。
4 東京都の粉川さんから、都が本格的に子どものインターネット、携帯電話利用問題解決にむけて動き始めるという報告。
5 今後は各地の交流や経験、知識の共有が必要との合意。
放送では最後に以下のような総括がなされました。
市川まどか・アナ
今回のシンポジュウム、パネルディスカッションを終わりどのような感想をお持ちですか?たとえばどんなところがよかったですか?
下田
シンポジュウムをやって良かった点は3点あります。ひとつは、交流です。これまで日本の各地で個々ばらばらな取り組みがあったわけですが、お互いに共通の目的と課題を抱えていることがわかり、成果をこれから共有しようという空気がみえてきたこと。第二は今後の啓発活動に向けた教材開発の改良でいくつものアイディアが出てきたことです。三点目として挙げられることは、子どもたちの携帯インターネット利用の解決と指導の根本が日常の躾にあるということがわかったことです。
よく「携帯を持ったから夜遅くなっても安心でしょう。だから深夜帰宅も外泊もOKね」、みたいなことを子ども達が言い出したといわれまして、親達も、「今やそんなもんか」という風潮になってきましたが、「携帯インターネッができるからといって、年頃の娘が深夜あそびあるいてはいけない。外泊なんてもってのほか」、といいきれる親や地域の大人の存在が必要という、いわば大人の常識の発揮が大切だという意見が出てきたことです。野々市町の桝谷さんも言っていたように「だめなものはダメと」はっきり言える大人になることからはじめようよという空気がでたのはよかった。インターネットを好き勝手に使う子どもが悪いわけでなく、与えっぱなしで子どもの情報行動に関心を持たない大人、親の問題が改めて確認されました。躾がきちんと出来ていない家庭の子どもが高性能なパーソナルメディアを使うとトラブルも増えるわけです。これからの啓発プログラムは、この常識をもとに再編集したほうが良いと思えてきました。
なお2005年度の新しい啓発教材のひとつとして5月はじめに携帯電話を使った「子どもの危ないネット遊びの罠・疑似体験プログラム」をスタートさせる予定です。 |
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PS:上記の疑似体験プログラム一般公開と利用方法については5月初旬にねちずん村から発信します。
PS:子どもセーフネット事業の詳細は以下のとおりです
当日の配布資料は次のとおりです |
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